麻生グループのグローバルな取り組み

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麻生グローバルイングリッシュ・プログラム ニュース&イベント

2015.09.16.

飯塚市の中学生を対象に無料実施 英オックスフォード大卒業生に学ぶ5日間の英語プレゼン講座

講師を務めた英国オックスフォード大学卒業生 エリザベスさん
(講師を務めた英国オックスフォード大学卒業生 エリザベスさん)

麻生グループは、自ら成長する意欲を持つ地域の子ども達のために、無料で学べる英語学習の機会を提供しています。

2015年8月、英国オックスフォード大学の卒業生から英語プレゼンテーションの基礎を学ぶ、5日間の無料講座を飯塚市内で開催しました。本講座は、飯塚市の小中学生を対象とした無料の英語プログラム「麻生グローバルイングリッシュ・プログラム」(2015年秋開講)の開講前イベントとして開催したもの。講座には、飯塚市の中学生約20名が参加しました。
麻生大浦荘で外国人講師との交流を楽しむ中学生たち
(麻生大浦荘で外国人講師との交流を楽しむ中学生たち)

初日はオックスフォード大学を今年卒業し、麻生でインターンシップを行っているケイティさんとエリザベスさんに加え、福岡県在住の外国人4人と麻生大浦荘で交流しました。飯塚についての理解を深めながらお互いに仲良くなれるように、英語のゲームやクイズを行いました。

最初は緊張していた中学生たちも次第に打ち解け、積極的に発言。米国へのホームスティを控え、準備の一環として本講座に参加した松田雄太さんは、「普段の生活ではあまり英語を使う機会がありませんが、ゲームをしながら勉強できて楽しかった」と感想を話していました。

2日目からは、ケイティさんとエリザベスさんによる英語のプレゼンテーションを学ぶ授業が始まりました。中学生たちは、「将来就きたい職業」「好きな音楽」など自分が話したいテーマを選び、ケイティさんたちに指導を受けながら、プレゼンの内容を練りました。
講師を務めた英国オックスフォード大学卒業生 ケイティさん
(講師を務めた英国オックスフォード大学卒業生 ケイティさん)

最終日、中学生たちは完成した原稿を手に、聞き手に好印象を与えられるように何度も練習し、保護者たちの前で発表しました。5日間という短い期間でしたが、参加した中学生は「先生の英語がだんだん聞き取れるようになった」「プレゼン原稿を作りながら新しい単語を覚えられた」と、進歩を実感していました。

プレゼンで趣味のダンスについて紹介した森田梨央奈さんは、「英語はそんなに好きではなく、母に薦められて参加しました。自分から積極的に話しかけようと努力し、5日間でイギリス人の先生たちが何を言っているかだいぶん分かるようになって嬉しかったです」、川上亜衣子さんは、「英語は好きだけど、ヒアリングは苦手意識がありました。今回、先生たちが言いたいことが何となく読み取れるようになって、自信がつきました。このようなイベントがまたあったら絶対に参加したいです」と話していました。
最終日に英語でプレゼンを行う中学生たち
(最終日に英語でプレゼンを行う中学生たち)

講師を務めたケイティさんは、イベントについて「スピーキング能力の向上に重点を置き、ロールプレイなどを交え、できるだけ多くのことを、大きな声で話してもらうように心がけました」と説明。エリザベスさんは「最終日には夢や行きたい国など、それぞれが前向きなトピックを設定して、自分の考えを言えるようになりました。短い期間でしたが、一人ひとり、グローバル化が進んだと思います」と手ごたえを得た様子でした。

麻生グループでは、国際社会で活躍する地域の次世代育成に取り組んでいます。このような無料の英語学習機会の提供を通して、外国語や異文化理解への意欲の高い地域の子どもたちを応援してまいります。