明治5(1872)年に高祖父である麻生太吉が筑豊で炭鉱事業に踏み出した後、近代明治の幕開けから大正を経て、激動の昭和、多様な平成、そして今日に至るまで、この国や社会の求めるモノは大きく変わってきました。そして、また変わり続けています。 麻生グループも昭和40年代における炭鉱閉山という存亡の危機を『黒(石炭)から白(セメント)へ』をスローガンに、関わる全ての方達の努力と協力のもとに乗り越え、医療や教育、海外への投資といった更なる変化に挑戦しています。 筑豊は自然から多くの恵まれた環境を与えられている反面、少子高齢化や緩やかな人口減少といった日本全体が直面する変化に、より先駆して取り組んでいる地域でもあります。
大都市より早くに地域企業としてのテーマを与えられたことによって、我々は社会から必要とされるサービスを提供し続けられるよう、多くの地域に先んじて努力を積み重ねてきました。日本の社会構造と競争力が劇的に変化をしようとしている今後の数十年に対して、人口密集地域では得られなかった経験とノウハウ、危機感を生かして更なる成長を目指す事は我々の大きなテーマです。
「会社(職場)」とは働く人間にとって幸福と成長の場であり、地域にとって必要とされるサービスの提供者であり、世の中をより良くする為に、国に勝るとも劣らない存在だと感じます。『社会システム変革への貢献』を旨に、継続して経営を行う企業を目指し、今後も活動の場を広げていけるよう努力を続けて参りますので変わらぬご愛顧の程宜しくお願い致します。