麻生泰のメッセージ

九州から日本を動かす!
Move Japan forward from 九州!
(134) パラリンピックを終えて
  • 著作紹介
  • バックナンバー
  • PDFファイル
 オリンピックに続き、パラリンピックも閉幕しました。コロナという大きな課題を抱えながら本当に大会関係者の方々はご苦労様でした。そして心から御礼を言います。有難うございました。コロナ禍に加えて、炎天下、台風も来ました。国際テロの対策も充実させていたことでしょう。本当に立派だったと思います。
 パラリンピックの閉会式を国立競技場で見たのですが、素晴らしいと心から感動しました。音楽や踊りなどのパフォーマンスも現代アートの表現で凄かったです。映像や照明などの演出も含めて、本当に日本のこうした芸術面でのレベルの高さに、そしてなんといっても前回も書きましたがボランティアスタッフの素晴らしさに感動しました。参加国の国旗が入場する時から長時間歓迎の踊りをしていて、車いすの参加者も複数いるのですが、実に明るく、ニコニコと笑っていて手を抜いて踊っている人は全くいません。そして、選手たちへのきめ細かく、行き届いた思いやりのサービスは素晴らしかったです。

 今回のパラリンピアンが示してくれた個人の努力、チームワーク、コーチ陣のサポート、家族のバックアップなど全ての積み重ねの成果は私たちに勇気、感動を与えてくれ、同時に私にとっては反省というか、自分の生き方を考え直すことにも繋がりました。もっともっと明るく周りの人たちをリードしていかなくてはと思いました。

 大会開催前には多くの批判、非難もありました。橋本聖子会長をはじめ、大会本部はストレスを多く抱えながら、迫ってくる開催を前に決断をして前進させていきました。
 結果として、大きな事件や事故、コロナのクラスターも起こすことなく、あの暑さのなか各会場でのボランティアのバックアップ、まごころ、思いやりを体で感じ、感謝はもちろん、日本人の凄さ、魅力を感じ、日本ファンになって帰国してくれた人が大半だと思います。

 私もこんな素晴らしい魅力・実力を持った我が国を、今のように一億総評論家として体制批判や分析に時間を消耗するよりも、如何にして明るく、元気で成長していく国にしていくか、またその活動に自ら参加し成果を出すことが大事だという思いが出てくるように働きかけ、動き、動かしていきます。大会前に批判をしていた人々もこの成果、そして実力を明るく受け止めてもらいたいと思います。日本が保有する実行力、警備力、そして日本の明るいパラリンピアンの努力と成果を称賛し、私達も周りを一段と明るくしていきましょう。
 自分は次世代の為、そして地域の為にこれから何をするのか。天から見守ってくれている親や先祖の思いにどう応えていくのかをしっかりと考えることが現役陣としての務めだと思います。

2021.09.07

麻生 泰