麻生泰のメッセージ

九州から日本を動かす!
Move Japan forward from 九州!
(119) 「住みたくなる街 飯塚」を目指して その1
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 先日、飯塚商工会議所で新年初顔合わせの会がありました。私が会頭に就任して30年くらい経つのではないでしょうか。副会頭方と事務局で「住みたくなる街 飯塚」という私達の思いをまとめ、当日の参加者に配布し、1,000社以上の会員には郵送をして、皆で “LET’S” という感じでこの街を盛り上げていきたいという強い思いをお届けしていきます。
(※ページ上部「PDF」より別紙「住みたくなる街 飯塚」をご参照ください)

 私のいつもの手法なのですが、リーダーは “Not easy but not impossible”というストレッチの効いた目標設定をすることが大事だと経験上認識し、実行しています。飯塚病院を日本一のまごころ病院にする。これもまさに簡単ではないですが到達することは不可能とは言えません。公的病院に私立の医療やサービスが劣るという決めつけはないと思います。そして病院経営と医療サービスに関してはロケーションは関係ないはずです。大都会でなくても到達は可能です。現在このストレッチゴールに向けて飯塚病院は前進中です。
 九州経済連合会の会長として「九州から日本を動かす=Move Japan forward from 九州」という使命を持って運営しています。明るさ、元気の良さが強みの九州。知事会や財界との連携は他の地域にない九州が持つ強みです。伸び行くアジアに近い。農林水産物の生産シェアは全国の二割。全国地方都市が元気になるような良い実績をこの九州の地から出していきます。

 飯塚市の目標は「住みたくなる街 飯塚」です。飯塚市は昭和30年代後半までは炭鉱華やかな時代で大いに栄えました。炭鉱閉山に伴って、基幹産業が無くなり、人口が激減した後は厳しい時代を乗り越えてきました。治安の悪さもありました。一時は福岡市の中心部で「筑豊ナンバーの車両駐車禁止」という看板を立てている駐車場すらあり、憤慨していた時代もありました。
 これからの飯塚市は教育と医療で尖がった街にしていきます。伸び行く福岡市に隣接している。生活コストは安い、人情は豊か。遠賀川が整備され川で遊び、川べりでは山を見ながらバーベキューを楽しむこともできます。田畑も豊富で、空気も良い。九州工業大学情報工学部や近畿大学の産業理工学部も存在し約4,000人の大学生がいます。旧飯塚市の人口が8万人くらいなので、5%という高い比率です。
 地方都市はこれから一気に変わります。首長が大きなポイントです。幸いにして飯塚市の片峯市長は教育のプロで、教育長や校長職の経験者です。クリーンで将来の明るいビジョンを持っておられます。そこに商工会議所会員が共有する目的を持って動き始めるのです。
 次回から二回くらいに分けて、どういう街にしていくかお話したいと思います。

2021.01.21

麻生 泰