麻生泰のメッセージ

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(139) 飯塚市のローカルアドバンテージ
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 飯塚市というローカルタウンに居ながらいつもこうしてポジティブなことや夢のあることを書いているのはもちろん本気なのですが、一つ大きく恵まれていると思うのは日本中で珍しく元気でしかも現実として人口増が続き、これからも大きなプロジェクトが存在している福岡市に近接していることです。

 最近の発表では福岡市に近接している新宮町、福津市などは人口の増加や住み心地ランキングでも大きな伸びを示しています。その二つの市町に比べると発展はまだですし、距離的なハンディも持っている飯塚市ですが、ここには強みがあります。それは医療レベルの高さ、教育レベルの今からの伸び、遠賀川や山に囲まれた景色の美しさ、そして飯塚車いすテニス大会を30年間以上支えている地元のボランティア精神の高さや、嘉穂劇場が10年ほど前に浸水した際に飯塚市外の幅広い地域に住む元飯塚市民からも集まった大きな支援金にも見られる地元愛や助け合いの精神など、様々なものがありますが、何といっても生活コストの低さです。「六掛け負担で倍人生」という表現を浸透させていきたいと思っていますが、これは飯塚市の大きな強みです。夕食代、生活費はおおよそ40%引き、すなわち六掛けです。福岡市と比べてこれですから、東京と比較すれば半分くらいでは。そしてこのコロナ禍で遠距離でもリモートでの会議や連絡が可能となり、ローカルアドバンテージは一層魅力向上に繋がります。

 しかし、伸びゆく福岡市に近いというだけではいけません。各地方が持つというか作りだす、独自の魅力、強みを持つことで地方都市でも人口の漸減を防ぐことができると私は思います。医療面では、24時間体制で対応してくれる病院の存在、医療体制の強化、そして将来のリモート診察なども含めた医療の充実によって大都市より利便性と安心度の高さを誇れるものになることが大事です。市民の健康診断強化策により、早期発見・早期治療による健康寿命の延長が大事な活動として進むことで「健幸都市」が出来上がっていくのです。

 先日夕方に家の近くを散歩していると、神社の下の池で小さな女の子がおじいちゃん、おばあちゃんとザリガニ釣りをしていました。拾った短い竹棒にひもで餌のスルメを結び付けて楽しんでいるのですが、何とバケツには30匹くらいのザリガニが入っていました。ザリガニ釣りなんて東京では全く忘れられた自然とのふれあいです。これもローカルの魅力の一つだと思います。
 そのザリガニは食べられないので全て池に戻すそうです。良い光景を見たなと思いました。

2021.11.22

麻生 泰