麻生泰のメッセージ

九州から日本を動かす!
Move Japan forward from 九州!
(146) 飯塚市の魅力づくり
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 飯塚市の人口は12万人で、高齢者の比率は高い方だと思います。高齢社会先進国である日本の中で高いのですから、世界では先進地と言えるかもしれません。私はこの街は人口を伸ばすのは難しいかとも思いますが、「人口が減らない街」にはなれるのではないかと思っています。
 ・人口が今でも伸びているという全国でも珍しい福岡市に近接している。
 ・飯塚国際車いすテニス大会が多くの学生やボランテイアの協力に支えられ35年間も続いているように、愛郷心が強く「飯塚の為に」という思いを持っている住民が多くいる。
 ・生活費が安い。

 こうした強みに加えて、片峯市長が“健幸都市”づくりを目指して、住民が健やかにというビジョンを掲げておられます。私達民間も協力していきます。市長は教育委員会の教育長や校長をされていたことで教育に力を入れられ、実際に飯塚市の小学校の国語と算数の点数は向上し、全国平均点よりもかなり高いです。
 そこに医療面で飯塚病院と近隣医療施設、地元医師会との連携が良く出来ており、一次救急患者はここで、二次・三次救急患者はここへ、というようにスムーズな搬送が出来、さらには介護施設との連携だけでなく、在宅医療・介護との連携などによって地方都市ならではのコンタクトがしっかりと出来る街にしていきます。これは都会では難しいネットワークづくりなのですがローカルならではの人間関係、信頼関係の積み重ねが存在しています。
 教育と医療で尖がることは都市の魅力づくりには大事だと思います。飯塚市はかなり高いレベルに到達していますし、これからさらに磨いていきたいと思います。

 ここには九州工業大学情報工学部という国立大学が、そして近畿大学産業理工学部や短期大学もあり、大学生・大学院生が4,200人ほどいるのですがその受け皿になる企業、特にIT関連の企業進出が欲しい所で、せっかくこれだけの数の理工系の学生がいるのに卒業生は大都市や県外へと出ていってしまいます。麻生グループもこの責任を感じるというか、機会活用が不十分だと思っています。
 来年には大きなショッピングモールが出来、1,000人以上の雇用が発生するということは朗報で、本当に飯塚が住み続けられる街、住みたくなる街に向かって進んでいる感じがします。

 都会にいるより地方都市の方が良いですよ。というモデルをこの地から作ります。それを「九州から日本を動かす」一つのモデルにしていきます。ITだDXだという時代でローカルにいながら仕事ができ、コストは安い、自然はある、通勤の煩わしさはない。そして子供の教育も問題無しというか魅力がある、家族の健康管理についても安心できる質の高い医療ネットワークが出来ているという地方都市を作り上げ、このタイトルに相応しい動きと実績、魅力づくりを飯塚から実現していきたいと思っています。

2022.03.04

麻生 泰