麻生泰のメッセージ

九州から日本を動かす!
Move Japan forward from 九州!
(154) 飯塚市、これからの大きな動き
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 前回、この12万人の街飯塚市も良い方向に動き出したのを感じますと書きました。
 「一億総評論家」とも称される、分析や批判ばかりで変革、改革への動きが出来ない我々現役リーダーの責任は非常に大きいです。九州全体が動き、日本を動かしていくのが難しいのなら、福岡が動き、九州全体に広げる。というのも簡単ではない中で、自分の故郷である飯塚市を変えることで良きモデルを、と思い、私は医療のレベルアップを、片峯市長は教育のレベルアップを、そして兄の太郎代議士はインフラの向上をということで動いてきました。
 昭和54年に私が社長になった際の飯塚病院は病床数1,000床、総医師数は47名でした。大学病院に医師確保のお願いに通ったのを思い出します。それから40年たった今は同じ病床数で医師総数は約340名の人気病院となりました。看護師は約1,000人で、離職率が非常に低いです。併設している麻生看護大学校は国家試験の合格率はトップクラスで実に明るく、看護意欲の高い学生が多くいます。
 片峯市長も特に小中学校の教育に力を入れられて、飯塚市の小中学生の成績は順調に伸びてきています。大学生が短大を含め4,200人。人口の3.3%と高率です。
 その上、大きな変化が起きているのです。(株)イズミの運営する大型商業施設ゆめタウンが、来年の夏にはシネマコンプレックスを併設して飯塚駅前の一等地に開業します。先週起工式が行われ、雇用が1,500人クラスということです。沢井製薬も飯塚にある第二九州工場の敷地内に新棟建設を発表され、300〜400人規模の雇用を創出してくれます。
 この街が三年後はどんな街に変わっていくのか?
 ・医療と教育のレベルは福岡市クラスかそれ以上。
 ・人口伸び行く福岡市に近く、生活コストは40%くらい低い。
 ・川と山が身近に見え、農業地帯も十分残っている。
 ・それに、雇用が創出され、若手のみならず主婦や元気な高齢者は現役として働ける勤務先がある。
 ・ローカルアドバンテージの一つとして、リモートワークなどIT技術を活用した勤務体系強化。それに何といっても地方都市の良さとして近所の人たちとの交流関係が残っている。

 ゆめタウンや沢井製薬の工場完成を経た三年後には、在宅医療、在宅看護・介護の充実を実現し、大学生による小中学生へのIT教育などの取り組みにより、一段のレベルアップを目指します。
 私は今回の設備投資の実現で一段と飯塚市の競争力というか、魅力が向上すると思います。
 以前お役所の方に言われた「世界の産炭地で蘇った都市が全く無い」というコメントを耳にして、この飯塚を一つの先導的地方都市にしたいと思っています。しかも、その実現はそう遠くはありません。

2022.07.13

麻生 泰