麻生泰のメッセージ

九州から日本を動かす!
Move Japan forward from 九州!
(165)年末年始の過ごし方
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 年の瀬となりました。私は今年最後の一週間をゆっくりと過ごさせてもらいます。この一年間、私は私自身のライフワークにも力を入れました。かなりの動きが生まれましたが、「ジリ貧国家日本」「危機感無きジリ貧状態を脱せねば」に対する活動への大きな好転現象は全く起こせませんでした。
 こんな素晴らしい国がジリジリとブランド力・経済力を落としています。こんなに美しく、整備され、治安が良く、美味しいものがあり、ごまかしが少ない日本。しかし、経済は30年近く伸びず、1990年に世界のGDPにおいて約14%を占めていた日本国の比率は、2021年には6%を切り、さらに下がっていっているのです。
 防衛費にも大型予算が必要とされます。日本にはこれだけ多くの病院がありながら、感染症への対応力の効率はかなり低く、充実させるための資金も必要です。
 収入が伸びず、コストは上がっていく。やることは当然、無駄なコストカットとなります。今こそ私が提言してきている公的病院への補助金額の削減にもっと力を入れ、感染病対策と併せて424病院の統廃合の動きも推し進める機会ではないかと思います。
 選択と集中という、まさに民間企業が取り組んできたことを国も取組み、今まで毎年出している補助金額の全てをしっかりと見直していただきたいと思います。

 年末、年始のこの時間の大切さ。ゆっくりと過ごして、与えられた一度の人生における現在地がどの辺なのか、将来のビジョン、使命、力を入れる分野の将来像を読み取り、目標に向けての力を入れて、尖がりを持った魅力のある、周囲に良い影響を及ぼす力を持った人物になりましょう。
 このお休みの機会にじっくりと考えて、新年は良いスタートを切りましょう。じっくり考え、そして書いてみることが大事だと思います。というのも私は頭の悪さもありますが、整理がつくというメリットがあるため書くことが多いのですが、それが結構役に立ったという体験も多く持っています。書いたものを机に貼れという方も多いです。その実行プランを常に思い出すことで集中して考える、他の時間や無駄な時間を減らして目標プランに集中していくという目的のためにやることです。

 この一年ご苦労様でした。こんな素晴らしい国にいて、平和に楽しく、美味しく、明るく過ごすことができる自分たちの人生は、親や先祖や神さまのお陰で与えられた日々です。感謝するだけではなく、一人一人がジリ貧からの脱却の動きをしていくことで、親や、次世代の子どもや孫のためにもこの魅力をしっかりと持ち続け、強み、良さ、美しさを持つ我が国の発展に参加、貢献をしていきましょう。
 来る年も明るく、実績を出していく事を大切に過ごしていきましょう。

2022.12.23

麻生 泰