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「麻生泰のメッセージ」を更新しました


2023年9月27日


    九州から日本を動かす! Move Japan forward from 九州! (183) 

 前号で農業にもっとスポットライトを当てるべきではないかと書きました。離農者が増え、田畑が荒れていく中で大型高性能機械を導入し開墾、開拓のスピードを上げ、農耕面積を大規模化していく。そこに農作物の育成はもちろん、飼料コストがあまりかからない放牧を行い、肉牛の肥育をする。一頭ごとにGPSを付け現在地の把握を分かり易くしていく。餌代が下がり、所在管理が簡易となり牧畜の大規模化が可能になっていくはずです。農業畜産開発用機器はさらにビジネス機会として改善、改革が進んでいきます。

 実は私は農研機構と言って農水省傘下の国立研究開発法人で、農業、食品産業技術総合機構のアドバイザリーボードの一人として、年間四回位の会議に出て多くの学びの機会を頂いています。さすがに日本の研究陣のレベルは高く、大きな可能性と今後の農業の発展サポートにきっと大きな貢献、支援をしていくのではないかと期待をしています。先日の会議後に感じた事は、農業従事者のー益力の大幅向上大型機械活用により労働時間が大幅に短縮される事です。この二つの新しい魅力によって中高年者はもとより、比較的若手にも田舎に帰って家業を継ごう、或いは初めての挑戦をしてみようという人が出て来る可能性を感じています。

 そもそもお役所仕事、そして政治の絡みが大きく残っている事業分野で合理化余地がかなり残っているという事は、病院経営や学校運営を見て分かります。私ども私立に比べかなりの経営改善余地が残っています。日本人の強い競争力であり武器である、「改善していくのが当然」という文化、マネージメント手法を十分活用していません。
 国鉄からJRに代わり、郵便事業も電信電話事業も民営化され、サービスは大幅に向上し、IT化の導入も加速、コストも下がっています。残っているのが公立病院と公立学校です。ここには毎年大きなメンテナンスコストに加えて赤字補填額が公立病院に対してだけでもほぼ一兆円です。社会福祉費用は今の運営及び経営体制、手法が続けば甚大になる事は以前から懸念されています。経営責任者の学習、責任が求められます。

 この二つの事業分野に加え、農業での競争力向上余地は大きいのです。ここも政治マターが深く絡み、自民党の大票田である農業関係団体の声や農家を守る政策として減反の他、新規参入や大型化の難しさなど多くの規制が存在しています。今のままでは、農業従事者の高齢化が進み、離農者が増える事で荒れ地が広がり増え、そこにイノシシや野生動物が増えて農地を荒らすという現実問題はさらに悪化します。

 このことについてもっとポジティブに考えてみたいと思います。

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