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「麻生泰のメッセージ」を更新しました


2023年11月15日


九州から日本を動かす! Move Japan forward from 九州! (186)

186 国際競争力強化の道のり 

前回に引き続き、農畜産事業参入への魅力向上策の検討を期待して書きます。
一次産業、その中でも農業に経験や見識の低い私のコメントは現場の実情を知らない者の言い分なのかもしれません。
しかしながら、農業の魅力向上を考えると、かなりのチャンスがある気がします。その根拠として以下が考えられます。

● 日本産ならば信頼できる、おいしい、健康にも良い等のブランドイメージが海外で強く定着している。
● 農業への参入を難しくしている壁の存在を感じる。従来の農業人口を守るため、あるいは農業団体の権利を守るために、畑や水田を細切れのままにしているが、生産性を考えると改善により生産量飛躍の余地が大きく期待できる。
● この改善により、大型化、機械化がかなり推進されることで、コストダウン、収入増が可能となり、中高年者や新規参入者が現れるのではないか。すでに山間部の肥料配布にドローンが活用され労働力が軽減されているが、このような合理化が加速化されることも大いに必要と思われる。
● 売る力をつけることが大事。大根が取れすぎたので供給力を落として、値段を維持するために丹精込めて作った大根を廃棄するというニュースを度々耳にするが、非常に残念なことだ。日本の大根をはじめとする野菜を手に入れたい消費者が海外に多く存在するはずだ。
● 生産者がもっと力を持つ構図を作ることだが、これも売る力の問題である。生産者の地位向上のために、仕入れ価格を常にそして大幅に下げるような売り先ユーザーには売るのをやめて、値段の良いユーザー(海外中心)へ売るという販売先ルートを複数持つことが、やはり肝要だと思う。流通マージンを取られ過ぎているという点も、私は強く感じる。

こうした課題を改善、解決するには強い政治力が必要です。子供のころ、河野一郎代議士は日ソ漁業交渉などで日本代表者として頑張っておられたのを記憶します。現在の農水産を応援してくれる政治家の力、そして、日本の先行きを考えた上でのお役所の理解と政策立案者の強い改革意識が不可欠です。
 農水省が2030年には輸出を現在の1兆円強から、5兆円にしていくというゴールをコミットしていることが、こうした道が生まれる可能性があるのではないかと思います。

 DX,IT分野で活躍してもらう若者は重要です。この分野がすべての産業の効率化、スピード向上のカギになるでしょう。同時に、自然と触れ合いながらの生活、生き物とともに生活する喜びを感じる働き手も非常に重要です。日本経済の伸びる余地がこうした産業強化の動きによって一刻も早く始まることを願っていますが、すでに我が国の農研機構(国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構)のほか関係機関は、農業の研究および技術で十分競争力を持っていると思いますので、この成果が実用化される流れが如実に表れはじめると、更に研究開発の盛り上がりが出てくると思います。
http://www.aso-group.jp/message/message.pdf
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