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「麻生泰のメッセージ」を更新しました


 今こそ「「九州から日本を動かす! Move Japan forward from 九州!」 
 
 前々号、前号に引き続き、このテーマについて書します。

 国が経済停滞、危機感無きジリ貧の中で、具体的かつ大きなうねりとなり得る動きが造れない日本。その中で私が九経連会長時代に「道州制導入の検討をしてみては?」という思いを何人かのリーダーに提案した事があります。

 一般的に会社では収入が伸びない、コストが上がって損益の悪化傾向が続きそうだ。という時には固定費削減、本社のスリム化といった動きとして人員の合理化をしたケースが多くあります。私は道州制というテーマを勉強していたわけではないですが、この事を話題に出し、タックスイーターが多過ぎて収入が伸びない中で、こんなに公務員が各県庁、市役所、町役場に必要なのか、代議士、県会議員、市会議員など多過ぎるので、道州制を検討してみたらどうだろうかと思い提案しました。

これに対し大きな展開は示されなかったのですが、印象に残っているのは前蒲島熊本県知事が、「その際には熊本を中心にして下さい」と言われた事を覚えています。福岡はある程度実力が付いている、熊本は九州の中央であり、道州制導入の際は熊本県で一気にチャンスを拡大したい等が理由ではなかったかと思います。

 九州7県と、山口県、沖縄県が入って9県の知事と経済団体4つの会長、合計13人が年に2回集まって、九州としての競争力強化について話し合う機会があります。単県で勝負するだけでなく、オール九州としてまとまることで魅力、競争力向上を狙うという趣旨で始まった会のようで非常に良い会だと思います。
当時の結論として、オール九州として売り込むテーマを観光と農業の二つの柱にしました。これも良い判断だったと思います。

 道州制。私は各々の町や市で考え、実行するのでは、これからの少子高齢社会において効率が悪すぎると考えます。連携、提携を強化した病院、学校、施設を活用していく流れがこれからのあるべき姿だと思います。病院のケースになりますが、各病院がそれぞれ高額な大型機械を保有する必要はなく、機能分担を明確にし、さらにデータを共有していく中で、スピーディーに近くの医療機関で診察が行われ、処方などの対処が可能となるのです。看護師や医療スタッフの確保が難しくなる現状で、病院の統廃合は連携システム強化が最も重要だと思います。

 私は大都会だけでなく、地方都市でも中核病院が地元の病院やクリニックと連携強化をする事で今後の医療ネットワークが出来ていくのが良い方向だと思います。多くの公立病院は中核病院として機能しつつ、地元の医療機関と連携すれば公立病院の数はかなり減らせます。その結果、補助金額の減額および、医療スタッフの確保が可能になり、それが、将来の高齢者社会のあるべき姿の医療ネットワークシステムとして、日本の改善活動の文化、慣習が産業の競争力強化と同じように、医療、介護の分野でも世界のリーダーになる基礎文化だと、欧米諸国からの評価を受けるようになり得ると信じています。
http://www.aso-group.jp/message/message.pdf
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