麻生グループ
「麻生泰のメッセージ」を更新しました
“KAIZEN文化”で3Mダ・ラ・リを解消する
日本の経済力、語学力の低さが顕著になり、失われた30年という経済競争力の現実の中で、日本には誇れる文化、他国では追随できない競争力があります。それは、治安の良さ、食べ物のおいしさと、今や円安で来訪しやすく魅力的な国になりました。
さらに他の国が10年位やそこらでは追いつくことが出来ない文化、競争力があると思います。
それは“KAIZEN文化”です。
もったいない、もっと節約できることは実行しよう。無駄な時間やコストの削減をみんなで実践するTQM(Total Quality Management)運動を社内や地域活動でスムースに実行、実現する慣習、文化の高さを持っています。
外国人が驚くのは、女性が深夜一人で歩いていたり、小学生が付き添いもなく登校、下校したりしている姿。そして、町の清掃が進み、清潔である点などに感心しています。誘拐事件は滅多に起こらず、ピストル事件もアメリカとは別世界です。麻薬事件も諸外国に比べて少ない。こうした、先進国では容易に作ることが出来ない慣習、文化が存在しているのが日本の日常です。そしてこれらは世界の国々が実行することのできない日本の誇れる文化、常識レベルだと思います。経済力や語学力でのギアーチェンジには時間がかかりますが、改善する文化の財産を活用して、国が公共事業のムダの削減にもっと真剣に力を入れることで補助金額の大幅減額が達成できると思います。
公共設備の工事額の減額、公立病院や公立学校への補助金額のチェック強化による減額など、日本人が持つ改善する文化を、もっと親方日の丸と言われている公共事業へのチェック機関の強化、リーダー方の垂れ流し文化からギアーチェンジをすることで、他の国では実現することができない現状の見直し、トヨタの言う、ムダ、ムラ、ムリ、これら「3無ダ・ラ・リ」解消策の導入や活用に日本人の強みであるこのKAIZEN文化を活用して財務改善することです。明るく、且つ大幅なコストカット、品質やサービスの向上が実現出来ると私は思っています。
飯塚病院からの発信を始め、旧炭鉱町あげてのKAIZEN運動でこれからの2、3年で明るさを引き出し、勢いをつけて魅力ある地方都市に仕上げていく動きを、これからも一層強化していきたいと思っています。
http://www.aso-group.jp/message/message.php