麻生グループの社会貢献活動

地域活動の推進
夏の無料集中講座 オックスフォード大学生と学ぶ英語コミュニケーションの基礎

麻生グループでは、毎年英国オックスフォード大学からのインターンシップ生を受け入れています。インターンシップ生は飯塚市近郊の小中学生を対象に英語を教える講師として活躍しており、子どもたちに英語学習の楽しさを伝えています。
この取り組みは2015年から始まり、毎年夏休みに開催されています。プログラムでは、参加する子どもたちの英語レベルに応じて「初級」「中級」「上級」の3つのクラスに分け、それぞれ3日間の集中講座を行っています。講座では、英語の基礎を学ぶだけでなく、実践的な会話や表現力を養うための活動が盛り込まれています。
プログラム開始当初、英語に慣れていない子どもたちは戸惑いや緊張を感じることもありますが、講座を通じて英語に触れる機会が増えることで徐々に自信を深め、最終日には全員が発表会で英語を使って堂々と発表する姿が見られます。この発表会は、子どもたちにとって成長を実感できる貴重な機会であり、保護者や関係者にも大変好評です。
このイベントを通じて、子どもたちは英語に対する興味や意欲を高めるだけでなく、国際的な視野を広げるきっかけを得ています。麻生グループは、今後も地域社会と連携し、子どもたちの未来を支える活動を続けてまいります。
「NPO法人アジア太平洋こども会議・イン福岡」活動支援

「NPO法人 アジア太平洋こども会議・イン福岡(Asian-Pacific Children`s Convention in Fukuoka 略称:APCC)」とは、 「OMOIYARIの心を持った地球市民を育成する」というビジョンのもと、1989年にスタートした市民レベルの草の根国際交流事業で、2018年に30周年を迎えた活動です。 APCCの主な活動として、毎年夏にアジア太平洋のこども達や引率者(2024年実績;33ヶ国・地域より226人)を福岡に招く「招聘型事業:ブリッジ サマーキャンプ」と、福岡のこども達をアジア太平洋の国・地域に派遣する「派遣型事業:ブリッジ チャレンジトリップ」を春と夏に実施しています。

1992年には、APCCの活動を支える個人、団体、企業などからなる「APCC支援の会」が発足、株式会社麻生会長麻生泰が支援の会メンバー (現:APCC理事長)として参加しています。日本と海外のこども達の異文化交流を通じ、国際対応力を高め世界に橋を架けられるようなグローバル人材の育成を目指すAPCCの活動に積極的に取り組んでいます。

私たち麻生グループも、企業・法人13社が支援の会法人会員として毎年の活動をサポートしています。具体的な活動としては、1996年に九州工業大学の学生が中心となって設立された民間ボランティア団体『地球っ子ネットワーク(株式会社麻生内に運営事務局を設置)』の年間活動のひとつとして、飯塚市で受け入れる海外のこどもたちのホームステイのお世話や日本滞在中にこども達が参加するさまざまな交流プログラムに、グループの若手社員が中心となって取り組んでいます。

NPO法人 アジア太平洋こども会議・イン福岡 ホームページ
https://www.apcc.gr.jp/

長期英語プログラム 麻生グローバルイングリッシュプログラム

麻生グループでは、最長2年間にわたる無料英語プログラムを飯塚市近郊の小中学生を対象に提供しています。このプログラムは2015年にスタートし、これまでに500名以上の卒業生を輩出してきました。地域の子どもたちに英語を学ぶ機会を提供するとともに、将来のグローバル人材としての土台を築くことを目的としています。
プログラムでは、英語の基礎から実践的な会話力まで幅広く学べるカリキュラムが用意されています。加えて、英語を通じて自分の意見を整理し、相手に分かりやすく伝えるスキルや、プレゼンテーションの場で堂々と発表する自信を養うなど、英語力以外のスキルも育成します。これらのスキルは、子どもたちが将来、国際的な舞台で活躍するための大きな財産となります。

さらに、プログラム内で成績が優秀な生徒には、毎年英国への海外研修の機会が与えられています。この研修では、実際の英語環境に身を置くことで語学力をさらに伸ばし、異文化交流を体験する貴重な機会となっています。この取り組みを通じて、子どもたちは英語学習への意欲を高めると同時に、国際的な視野を広げるきっかけを得ています。
麻生グループは、地域の未来を担う子どもたちの成長を支えるために、英語教育を中心とした多様なプログラムを今後も積極的に展開していきます。地域社会と連携し、次世代のグローバル人材の育成に取り組むことで、より豊かな未来を共に創造していくことを目指しています。